看護師は責任を伴う仕事なので、仕事以外の時間はなるべく休息に充てた方がよいでしょう。
とはいえ、通勤環境によっては、帰宅時に電車やバスで立ちっぱなしになったり、長時間歩いたりすれば、身体的かつ精神的な負担が大きくなる人もいます。
自動車通勤だと、疲れから事故を起こす可能性もあります。また、看護師は夜勤をすることが多いですが、通勤時間が深夜であれば、利用できる交通機関がタクシーくらいしかありません。そして、毎日のようにタクシーを利用していれば、経済的な負担が大きくなってしまいます。その交通費を浮かせるために、一部分を徒歩で通勤しようとした場合は、深夜なので色々なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
このような通勤の問題でストレスを抱えるようであるならば、環境を変えることを考えた方がよいかもしれません。
まず、職場の近くに引越しをすれば、通勤の負担を大幅に減らすことができるでしょう。また、近くに同系列の医療機関があれば、そこに異動願いを出すという手もあります。
さらに、住むところと職場の両方を変えるというのも不可能ではありません。特に職場の近くに寮を用意してくれているところであれば、通勤の負担がほぼないでしょう。
通勤の負担を確実に減らせるのは職場までの距離を短くすることですが、それ以外にも電車通勤から車通勤に切り替えたり、タクシーを利用したりするのも有効的です。その場合は職員用の駐車場の確保や、交通費補助など、サポートを行ってくれる医療機関を選ぶとよいでしょう。